2014年IPOの7月の銘柄アルファポリス

未上場企業が新たに株式を証券市場に上場することにより、直接金融による資金の調達を行えるようになります。さらに、知名度や信用も向上するというメリットが得られる上に、既存株主は株式の市場への売却により、投下資本の回収が容易となります。

この未上場企業の株式を上場する前に入手して上場日に売却にするのが、IPO株投資の基本的な内容です。2014年に新規上場した77社の内で、公開価格以上の初値を記録したのは59社であり、かなりの高確率で投資家を利益を得ることが出来ます。つまり、企業と既存株主だけではなく、投資家にとってもIPOはメリットが見込めるということになります。

この2014年に行われたIPOの7月の銘柄のアルファポリスは、ネット上で話題となっている漫画や小説などのコンテンツを書籍化する事業を行っている企業で、マザーズ上場の中堅案件です。規模はやや大きめですが、ロックアップがしっかりとかかっているために、需給面での不安を感じさせない内容となっています。

このアルファポリスの公募株数は675,000株で、売出株数の618,700株と合計した1,293,700株が当選株数となります。売買単位は100単位となるので、当たりは12,937枚と普通の当たりやすさの部類です。そして実際に行われたIPOでは公開価格2200円に対して初値は4250円で、93パーセント上昇しています。100株換算では20.5万円の利益を投資家にもたらしたことになり、企業側のブランドイメージも良化したことが推測されます。このアルファポリスのIPOでの結果は、プラスを記録した銘柄の中では平凡な内容で、上位20位には入っていません。つまり、さらに大きな利益を得られたというケースが多数あったということです。